複雑な生い立ちは大人になって役立つ?
この世の中は闇だらけ
日本も欧米並みに離婚率が増加して、身近な人にも離婚している人は今や結婚している人より多いんじゃないかというくらいです。
離婚がどうだ結婚がどうだという気持ちはないけれど、そのために犠牲になっている子供たちもいるはずです。
そして、虐待で子どもが亡くなってしまうというニュースを見るたび辛い気持ちになってしまいます。
その上給食費も払えない貧困層も多く、子ども食堂は全国に増え続けています。
また、若年貧困も取りざたされていて、頼るものもいなくて体を売って生活をしている人もたくさんいます。
- 親も子も選べない
- 複雑と言われる家庭はどこにでもある
- 弱い人間はどうすれば?
- 反面教師が重要!
- 複雑な家庭環境に振り回されないこと
私も自分で言うのもなんですが複雑家庭出身者であり、冷たい人間に育ってしまいました。
けれども、そんな人でも自分に子どもができて愛情というものを知ればなんとか普通に近づくことはできるのではないでしょうか。
では、複雑な家庭環境であったとしても、腐らずに自分を見失うことなく生きていくにはどうすれば良いのでしょうか。
こんな闇社会で・・・。
親も選べなければ子も思い通りにはいかない
複雑な家庭環境の人はもちろん親を選べなくて、普通にオギャーと産まれてきただけなのに「なぜ私だけ?」と思い悩む人は多いのではないでしょうか。
昔ならグレたり不良グループに入り、親や社会に反抗できたけれど、今はそれが悪とされてしまうため殻にこもってしまうしかないですよね。
そして、親の方も「こんな子に育てた覚えがない」と嘆く方も多いでしょう。
なんでも思い通りにいかないのが人生なんです。
そんなポジティブに考えられないというのが本音ではありますが、結局「なりたい自分になる!」という気持ちが一番大事なのではないでしょうか。
複雑な家庭は山ほどある
こんな闇社会でもある日本には複雑な家庭なんて五万とあるんだろうなと思っています。
自分が思っているだけでもっと複雑な家庭環境で育っている人はたくさんいると思います、たぶん。
それでも、自分なりに失敗を繰り返しながら生きています。
私は幸い旦那様や子どもに恵まれましたが、すごく冷たいとよく言われます。それはたぶん子どもの時に抱きしめてもらえなかったせいだと思っています。
今私はばばぁになって、キライだった母の面倒も見ることなく施設に預けています。
ここまでくると母というより、どこかのおばあさんとして客観的に見えてくる気もするのですが、面会も行っていません。冷た~~~~い。
てことは、自分も子どもたちに施設に預けられて会いにきてくれないかも、と覚悟しておかなくては、と強がりを言ってみたりしています。
弱い人間はどうすればよいのか?
結局私はとても弱い人間だから、臭いものには蓋をして見て見ぬふりはけっこう得意だったかもしれません。
強い人ならきっとさっさと親元から自立して自分の道を歩み出せるのでしょう。
いや、さすがに私もすぐに自立はしましたよ。
でも、そこからの努力が、まんでダメでした。中途半端な頑張りしかできない、すぐにあきらめる、最後までやり通さない、あかん代表のような人でした。
今でもよく旦那さまにダメ出しされますが。
そこから脱出するにはどうすれば良いのでしょうか。
やっぱり自分を磨いてスキルをつけて自分に投資して「なりたい自分になる!」これしかありません。
そして、イヤなことから逃げない、これはたぶん一番大変なことかもしれないけれど、自分を変えるにはこれしかないのではないでしょうか。
反面教師を遂行しよう!
反面教師とはよく言ったもので、親を見て育つとこんな大人にはなりたくないと、親と違う道へ進もうとします。
それって大事なことですよね。
だから子どもの時に苦しんでもがいている人は、見方を変えて親と全然違う道を進んでいくにはどうすれば良いかを考えてください。
つい最近「Mother」という映画を見ましたが、もっとなんで自分の人生を考えないの?と思ってしまいました。
劇中で息子は「母が好きだから・・・」と、これって実話なんですけど、好きならなんでも言うこと聞いて許せるものなのか疑問に感じました。
たぶん私は、子どもの時も大人になっても自分の親が歩んできたことに賛同もできないし、生き方も納得できなかったからこんな人とはかかわりたくないと思ってしまいました。
けれども、戸籍上は親となっているため、ボケても私が生活の段取りなどを仕切らなくてはなりません。
若いころはそんなこともしたくなかったけれど、今ではそれが介護の仕事くらいに思えるようになりました。
複雑な家庭環境に振り回されない!
ここまで人生をやり過ごしてくると、子どもは子どもの人生があるように、親は親で知らない人生を生きていくんです。
そんな親の人生に振り回されないことが一番です。
親だってそうです。子どもの人生に振り回されないことです。
たとえ、貧富の差がある社会だとしても、自分の頑張りで富までいかなくても、貧は脱出できるはずです。周りに流されず自分をしっかり持つこと、そして「まっいいか」は辞めましょう。
自分が嫌なことから逃げずにあきらめずに、どこかで自分を変えていきませんか。
これは今も自分に言い聞かせてる言葉かもしれません。
「まっいいか」では何にも良くならないんです。
まとめ
複雑な生い立ちを抱えていることで、嫌な思いをされている方もいらっしゃいますし、そのことが後の自分の人生を大きく変えたという方もいらっしゃるでしょう。
- 親も子も選べないのならなりたい自分になろう
- 複雑な家庭はどこにでもあるんだから自分を卑下せず一つ上を目指そう
- 弱い人間でも嫌なことから逃げないこと
- 反面教師と思い親とは違う道を切り開こう
- 複雑な家庭環境に振り回されずとにかく逃げない
私はたぶん何もかもから逃げてきたのかもしれません。
全然立派な親でもないし、子育てもちゃんとできなかったし、良い奥さんでもないけれど、でも最後のあがきかもしれないけれど、日々の小さなことでも「嫌なことから始めよう」と思えるようになってきたような気がします。
そうやって親と同じ結末にならないように、もっと努力していくために頑張るしかないと思ってます。
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