定年のあとは何をする???
2023年10月に無事長年勤めた会社を定年退職をしてはや半年が経過しました。その後バタバタと仕事が入り、毎日が怒涛のごとく過ぎていき、気がつけばもう桜の季節になっているではありませんか。毎日が速すぎてついていくのに必死です。その後忙しい時期が終わり、現在は通常モードに突入して、何か気が抜けたような毎日を過ごしています。世の中の定年退職をされたみなさんは、どのような生活をされているのでしょうか。
世の定年の年齢は?
国家公務員を例に取ってみると、令和4年度までは60歳、そしてその後は毎年退職の年齢が1歳ずつ増えていくというものです。よって2024年4月以降は、令和6年度になるので一般の国家公務員は62歳が定年退職年齢になります。ただ国営や公営の病院の医師は65歳、検察官は63歳などと同じ国家公務員でも別に定められているケースがあります。
となれば私のように60歳で定年退職したというのは、なかなか少ないのかなと思っていましたが、人事院によれば民間企業の8割はまだ定年退職年齢は60歳となっているそうです。そういえば、年始に行った同窓会で聞いたところによると、地方公務員の場合は一旦60歳で退職となりその後は嘱託という形で毎年更新という方がほとんどでした。
今後国家公務員は、段階的な引き上げとなり、昭和42年生まれの方以降は65歳になるそうです。そうなれば医師や検察官も同じように引き上げられ、68歳や70歳となるようです。
定年後の生活は?
定年後、何をするのかみなさんは考えているのでしょうか。youtubeで見かける高齢者のほとんどが仕事をしている方たちです。でも、仕事をしたいという気持ちはすごくわかります。社会と繋がっていたいとも思いますし、生活に目標を持たなければハリのある毎日ではなくなりそうです。実際、ここ何日か仕事がない日が続くと、何をして良いのか、またぼーっと過ごす時間がすごく勿体無くて・・・。けれどもこれが現実なのだと受け入れる方向で練習している日々が続いています。
前に誰かが言っていたけれど、行かなければならない場所があることって大事ですよね。
現在私は失業保険をもらいながら就業しています。ただハローワーク には仕事を探すように言われていて、週20時間以上働いていない間はまだ失業がもらえている状況です。それはそれで心地良いんだけど、それもあと何ヶ月かで終わってしまいます。
何もしない贅沢を選ぶ?それとも・・・。
よく旅行に行って、「何もしない贅沢」などと聞くことがあります。それも一理あるとは思うけれど、近い将来というか、もう何もしない日々を送ることになる身としては、そんな贅沢は贅沢と呼べるのだろうかと思ってしまいます。
その反面、ヨボヨボになって老害と呼ばれるのもどうかと思う自分もいます。やはり自分のためにも、人のためになれるようなことができればな〜とか考えている自分もいるわけです。
んーーーー、やはり何か自分に目標を課すことが必須かもしれません。
何が良いのか悪いのか・・・。
よく街頭インタビューなんかで、20代や30代の方に「何歳まで仕事したいですか?」と聞くと、ほとんどの方が「50代くらいかな」とか長くても60歳なんて答えが返ってきています。そしてその後はゆっくり過ごすとのことです。
けれども、実際自分が60歳を迎えるとそんなに衰えも感じていないと思っているし、20代や30代と何が違うのかわからないと思う方もいらっしゃるでしょう。私もそう思っている一人かもしれません。
ただ、頭の中の思考回路は随分老けていて、今の時代の感覚とか素早い頭の回転ができているかというと、40代以下の方から比べると大きく乖離しているでしょう。
だからと言って仕事しない生活が良いこととは思っていません。きっと社会生活を送っていく上で、私たちのような60代以上の方のいろいろな知識は役に立つことは多いのではないでしょうか。
となれば、口出ししないで聞かれればアドバイスするぐらいで、自分ができる仕事を無理なく続けていくことがベストかなと思っています。雇ってもらえればの話ですけど。
定年後の理想の生活とは?
うーーーーーん、何か目標を見つけたり、週に何回かでも行ける場所を見つけることが大事かもしれません。
毎月旅行に行けるような富裕層ならともかく、平民の私としては、カルチャースクールに行くくらいが関の山ですが、それはそれで楽しみなので、続けられる体力を増進しておかなければなりません。
たとえお金に困っていなくても、毎日のように旅行三昧というのも飽きてくるのではないかなと思っています。そりゃあ、たまには旅行も行きたいけれど、結局毎日の生活にハリがなければ、晩酌も美味しくないのかなと思います。となると、週に2、3日は仕事できれば理想的なのではないでしょうか。
いやいやする仕事ではなく、自分が無理なく楽しくできるような仕事が見つかればそれが一番なのかなと思います。
そのためには、時代に取り残されることなく、それなりに受け入れていくことが大切だし、社会とも何らかの繋がりを持つことができるようにしておかなければと感じる今日この頃です。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません