50代60代必見!車のサブスクは本当にお得なのか?
田舎に住んでいるとマイカーは必需品であり、私たちはどこへ行くにも車を使っていて、まさにドアtoドアの生活を送っています。そのため、たまに都会に出向くととにかく歩くのにヘトヘトになってしまいます。
さて50代も後半になるとこの先マイカーを買い替えるのか、それともタクシー生活に切り替えた方がお得なのかと老後の車について夫婦でよく話しています。そこで最近よく聞く車のサブスクについて検討してみようということになり、車のサブスクのことを調べてみました。
車のサブスクとは?
まず車のサブスクですが、私たちが想像するのは毎月定額を支払って車を借りている状態だと考えています。
調べてみると車のサブスクとは、カーリースと同じ考え方だということがわかりました。
- 自動車税
- 自賠責保険
- 車検
- 諸費用
車を持っていると必要になる上記の維持費用が毎月の金額に組み込まれていて、3年ごとに新車に乗り換えられるというものです。簡単に言えばガソリン代さえ払っていれば後の費用は一切いらないということになります。
ただ少し気になるのは、3年間のローン契約を結ぶということです。会社によって3・5・10年など期間もさまざまですが、ローン契約になるためどの会社を選択しても審査があります。さらに契約する会社によっていろいろな制約があったり、自動車保険まで組み込まれていたり調べれば調べるほどいろんなサブスクが存在していました。
車のサブスクは本当にお得なのか?
車のサブスクの仕組みがなんとなくわかったところで、本当にサブスクを利用するとお得なのかをおおまかに計算して検証してみます。
まず今欲しい車の新車価格を調べてみました。新車価格は1986000円となっていましたが、乗れるようにすると230万円ほどになるでしょう。それを3年後に売却するとします。買取価格は150万円ぐらいとすれば、3年間80万円で乗れることとなります。
ところがサブスクを利用して3年間のローン契約をすれば、毎月3万円ほどの金額を支払わなくてはなりません。総額で108万円になります。
単純に計算すると購入して車検前に売ってしまった方がお得ということになりますが、毎年支払っている保険や税金を考慮するとそこまで変わらないということになります。ただしこの計算はリセールバリューの良い車しか成り立ちません。なぜなら人気のない車種をたとえ3年後に売ったとしても、このような買取価格にはならないからです。結果お得かどうかとなると、私の場合はあまりお得とはいえないことがわかりました。
車のサブスクを利用するメリット・デメリット
では車のサブスクを利用するメリットについて挙げてみます。
- 新車であれば故障などは発生しにくいため費用がかからない
- 短期間で買い替えることができる
- 金額を考えなければどこの車でも選択できる
- カーローンを払うことを考えれば安く済む
- 売却など面倒な行為を省くことができる
- すべての費用がコミコミであればトータル的に安く済む
このように日常的に車を使っている人にとっては、自分の車と同じように扱えて諸費用を持ってくれるなら便利なシステムだと思います。
ではサブスクのデメリットはどうなっているのでしょうか。
- 毎月の金額や契約する会社の仕組みにもよりますが、1カ月の走行距離制限を設けている場合がある。その制限を超えると追加料金を支払わなければならない。
- 中途解約はできないため、途中で解約をしたいとなると違約金が発生してしまう。
- サブスク期間のローンを組まさせられるため、当然ローン審査がある。
- 細かな費用の詳細を調べておかないと損をしてしまう。
このように、メリットがあればデメリットもあります。サブスクを利用しようと検討中の方は会社別にきちんとリサーチして、今の自分たちにはメリットが大きいことを確認して契約を交わしましょう。
まとめ
結局こうして数字で見ることで、今の自分たちにはお得かそうでないかがわかりました。ただ面倒なことがないとか煩わしくないとか、そういったことを重視する方にとっては良い制度かもしれません。サブスクとはそういった便利さを求めたサービスですよね。
いやいや50代60代とはいえ、それぐらいの労力は惜しまず使わなければ。てことで、50代60代の人たちへの車のサブスクはあまりおすすめいたしません。
サブスクは今では誰もが何かしらのサブスクを利用していると思いますが、自分にとって本当に必要なサービスなのかどうかをきちんと見極めながらお金を使っていきましょう。
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