副業をしてみたいと悩むより、まずはやってみよう！
近頃副業詐欺に合ってしまう20代の人がすごく増えていて、消費者センターへの相談が多く寄せられていると言います。さらに20代の人の副業したい割合は90％に迫っているというから驚きです。その反面40代以降の人に関しては副業に関しての興味はそれほど多くありません。
安心安全な副業を見つけるには？本当に稼げる副業なんてあるの？と、興味のある人にとっては副業をしてみたいけれど・・・なかなか実際には踏み出せないという方もいらっしゃるはずです。
現在私は50代後半だけれど、副業を始めたのは50代前半のころからです。最初は単発のものから、その後言われるがままに安い単価でこき使われて、それでも月に1万～2万くらいは収入がありました。けれども失敗もたくさんありました。結局副業も正業と同じで無理なく続けていけるかどうかということが大切だということがわかりました。
今回は自分の反省もしながらせっかくの労力を無駄にしないように、50代や60代から始める副業についてお話していきます。
副業したい理由は？
まずどこのブログでも書いてあると思いますが、副業したい理由や目標を決めることが大事だと言われています。闇雲に副業を始めるよりも、自分の時間を大切にしながら将来に繋げていかなければなりません。
- 自分はなぜ副業を始めたいのか
- 何のための副業なのか
- 副業のその先は？
副業を始める前に自分に問いかけてみましょう。私の場合は当初純粋にお金が欲しかったのと、ヒマな時間が多すぎると感じていてその時間を有効に使いたかったからです。でも副業を続けてきた今は、退職後の正業にしたいという目標ができました。
30代や40代は子育てに忙しくてそんな時間さえ捻出できなかったのですが、子どもが家を出てからはすごく時間に余裕が出てきたことが副業を始めるきっかけになったと思います。だからいまの20代の人が副業をしたいという気持ち、なんとなくわかるような気もします。
だから帰省した子どもを見ていると、終始スマホとゲームに没頭していて、あー時間がもったいないと感じてしまいます。かたや30代や40代は生活に追われて仕事と家庭で精一杯という人もたくさんいらっしゃるでしょう。そのため副業なんて考えたこともないという人も多いはずです。
けれども50代60代となれば、ヒマな時間を趣味に費やしたりして自分だけの時間を満喫できる年齢ではないでしょうか。
副業したいけど何ができるかわからない
多くの方の場合副業はしてみたいけれど、特に資格を持って働いている人以外の場合、自分には何ができるのかわからないし、50代を過ぎると新しいことはできるかどうか不安という方もいらっしゃるでしょう。私も何ができるか手探り状態でしたが、とりあえずやってみようという気持ちから、まず始めたのは単発でサイトに登録してレビューを書くことからでした。会員登録も無料だし、ダメなら次にいこうという気持ちでした。最初は単発だったためか、思いのほか多くの収入を得ることができました。
けれどもそれも毎回美味しい話があるわけでもありませんでした。次に試したのはライターの副業です。初心者向けの仕事も多くあったので、何も知らない私は採用されるがままに記事を書いていきました。添削され多くのダメ出しを二十歳そこそこの若者に注意される日が続きました。ただ採用側も初心者目当てですから安い単価で多くの記事を書いてもらうといったことが目的です。なんとか頑張って20記事を完成させ、2,000円をもらったときにはなんとなく記事が書けたという喜びもありましたが、あんなに書いたのにたったこれだけ？という気持ちでした。
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副業の悩みあれこれ
そこからライターとしていろんなジャンルに挑戦していきました。でもまだまだ初心者なので、10,000文字ともなると納期日までに完成することができなくてリタイアしてしまうことも多々ありました。そのときはとりあえず何でも文字にして書くことを考えながら続けていましたが、自分には書けないジャンルも多いことがわかりました。そのため思うように量をこなすこともできず自然に辞めてしまったり、サイト自体が規模縮小となりどんどん書けない人はいらないと言われたりでどれも長続きはしませんでした。
その後単価はそこまで良くないけれど、自分に合ったサイトを見つけることができ、2年ぐらいは続けさせてもらいました。ところがそのサイトも急に規模縮小と言われて実質クビとなってしまい、毎月3万ほどあった収入も無くなってしまいました。
結局今年の始めにはまた一からやり直しとなり、単発の記事を書いたりしましたが後が続きませんでした。けれどもその時点でライターとしては3年半もの実績となっていて、過去の記事を出しても恥ずかしくない状態だと感じていました。ただこれからは自分に合ったジャンルの記事を書きたいと思うようになっていました。なのになかなか上手く自分に合ったサイトが見つかりませんでした。そのためできそうなサイトに応募するも、ここでもトライアルの時点で若い人によく怒られてへこみました。
せっかく積み上げてきた実績も使えず仕舞いとなって、応募してもとにかく受からなくなっていきました。
まずは何でも試してみるべし！
でもやはり将来的に副業のみでやっていきたいと思っている私は、どうにかして新しい副業先を見つけたいという気持ちで手当たり次第応募してみました。ただライター稼業は納期があるため、正業が忙しくなるとキツくなってしまいます。それもあって今までのようにどんどん記事を書いていくことに躊躇している自分もいました。もっと自分で時間を調整しながらできる副業はないものかと試行錯誤しながら、応募する日々でした。
けれどもどの仕事にも時期的に多忙になったり納期があるのは当然ですよね。このころは自分でもわからなくなってしまい、とりあえず条件の良い案件に応募していました。そんなとき、自分が正業としている業務が副業でできるという案件を見つけました。応募しても採用にならない日々が続いていたので、どうせダメだろうと思って応募すると採用されたのです。自分ではこの業務なら何でもできるという変な自信がありましたが、ところ変わればやり方も違っていてまだまだぺーぺーです。そう、30年も同じことをしているとどれだけ簡潔に省略しようとばかり考えてしまうのです。めんどくさいが先に立ってしまい、細かい作業ができなくなっている自分に気づきました。これは悪年をとっていると気づかされました。
新しいことも覚えていかなければなりませんし、とにかく毎日アタフタしていますが、自分の時間を調整することができるのでどうにか頑張っていこうと思っています。
まとめ
50代60代ともなると、もう仕事はしたくないという人もいらっしゃるかもしれません。けれども、そんな余裕のある人ばかりでもありませんし、死ぬまで仕事をしなくてはならないという人もいらっしゃるでしょう。生涯仕事を続けていくためには、無理なく続けられる仕事を自分で選ばなければなりません。
それならば副業を通じて一生の仕事を見つけてみてはいかがでしょうか。私だっていつクビになるかもわかりませんし、一生安泰の仕事なんてありませんよね。正業副業に限らず仕事を通じて自分も成長していかなければなりません。これは50代60代に限らず全世代にとって一生の課題ですね。とにかく自分を信じてもう一度目標を持ってチャレンジしていくことが大切なのではないでしょうか。
