年をとっても家建てたい!

2022年2月19日

家を建てて25年を過ぎると、どこもかしこもへたってきてしまいますよね。ウチの場合はねこたちのおかげで、普通のお宅よりも損傷が激しくなっています。

そのため5年ほど前よりコツコツとリフォームを始めています。最初はクロス、次は水回りのフローリング、さらには外壁、そして去年はトイレにエコキュートの買い替えなど、家にかかる金額は相当なものです。

50代も後半になると、働けなくなってからのリフォームは厳しいなとつくづく思ってしまいます。それなら年をとってから新築すれば良かったなとひしひし感じています。

そこでもしもいまから家を建てたらどうなのかを、自分なりに調べてみることにします。いやいやウチの場合はまだ住宅ローンも終わっていないので、もしもと仮定しておきましょう。


家建てたいけどお金ない

実際問題家を建てるためにはお金が必要です。一生ローン地獄で終わってしまうのもどうかと思いますしね。けれども若い時に家を建てた人は、ほとんどが住宅ローンの支払いと老後の資産を形成するので精一杯なのではないでしょうか。

最近では40歳を超えているのに35年の住宅ローンを勧められたりもしています。それって払えるのと思ってしまいます。ちなみに私たちが若い時には、頭金なしで住宅ローンの申込みができたので、そのおかげで多くの借金を抱える羽目になってしまいました。

それなのに、今後まだまだリフォームは必要ですから、家って本当にお金のかかる資産ですよね。

リフォームと新築どちらがお得か

人生100年時代とはいえ、健康年齢である80歳くらいまでは自宅で過ごしていけると思っていますが、そう考えるとまだ20数年は家を守っていくこととなります。だったらこのままリフォームを続けていくよりも、いっそ新築した方がお得なのではないでしょうか。

最近の若い人をみると、わざわざ高い新築を選ぶよりも、中古住宅を買って自分たちでリノベーションをしている人を多くみかけます。子どもにお金のかかる時期は家にかかる支出を極力抑えて、子どもがいなくなってから新しく家を建てる方が経済的だし、あとあとリフォームの必要性も無くなります。やはりいまの人の考え方は賢いなと感心してしまいます。

リフォームを若い頃にして、とりあえず子どもが大きくなるまで持てばOKという考えなら、少々傷んでも気が楽かもしれませんよね。その間に家の購入資金を半分でも貯蓄することができれば、老後は新居でラクラク~♪

相談しに行こう!

50代の私たちでも住宅ローンの相談などを気軽にできる、お金の相談所が多々存在しています。ただし、気をつけなければならないのは、保険などの金融商品を勧められるかもしれないということです。

実はコロナのおかげで対面でなくてもリモートで相談が可能なので、これは利用しない手はないでしょう。

特に今後家を取得した場合に必要となる金額や、この先どのように払っていくのかというアドバイスも、専門のFPがいれば丁寧に教えてくれるはずです。


60歳からの住宅ローン

最近CMでもよく見かけ、とても気になっていた60歳からの住宅ローン「リバース60」について調べてみることにしました。

この住宅ローンは毎月支払うのは利息だけで良いし、元金の返済は亡くなったときに一括で返すことでチャラになるというものです。私たち50代からでも申し込むことのできる「リバース50」という商品もありますので、60歳を待たずに新居を購入することができます。ただし、担保物件の評価額によって融資額が変わりますので、50代の人はある程度の資金が必要となるでしょう。

リバース60の1番のメリットは、コースによっては夫婦が亡くなった後、土地や家などすべて処分もしてもらえるということです。このコースを選択すると金利が通常よりも高くなっていますが、子どもなどの相続人に迷惑をかけることがないため、99.9%の人がこちらのコースを選択しています。

まとめ

年をとっても家建てたいなんて贅沢と思っていたけれど、これからの老後を考えると、もしかしたらリフォームを続けていくよりも経済的かもしれないと思っています。

ただこの先年金制度は本当に続いているのか、日本は破綻したりしないのかなど、不安なことだらけです。

それでも私たちは生きていかなければなりません。できる限り働きながら、少しのプチ贅沢を夢見ながら寿命がくるまで何とか生き延びなければなりません。

同じ生きるのなら楽しく、そしてさらに楽しみを見つけながら生きていきたいですよね。