にゃこちゃんを見送った時のお話です!!
にゃこちゃん
17年前になりますが、二女が小学校の近くの田んぼで見つけたそうです。
にゃこちゃんは段ボールに何匹も入れられて捨てられていたそうです。
二女はその現場をたまたま通りかかった長女にこの子を連れて帰ってと託したそうです。
ところが長女は二女が託した猫ではなく、その中で一番男前な子を連れ帰って来ました。
たぶん小学校の近くだったために悪ガキどもにいじめられてたのか、すごく人嫌いだったんです。
連れ帰ったにゃこちゃんは、おしっこを自分でもできないし、ミルクも哺乳瓶で与えなければ飲めないような小さな子でした。
本当にヤなやつだった
とてもとても家族5人で大切に可愛がりました。けれど、3年後にシロくんが来てからと言うもの、にゃこちゃんはそこら中におしっこはするは、噛むは、クロスは掻きむしるはで本当に困ったお兄ちゃんに育っていきました。
今思うとストレスが色々と溜まってたのかもしれませんねー。
いつまでたっても、マジに噛みついていたし、すぐに脱走するわで本当にヤなやつだったんです。
たぶん二女のせいなんです。手遊びを覚えさせてしまったからかなーと。
けれど、家族の目の届くところには必ずにゃこちゃんはいて、とても賢い子でした。
でも家族の一員
でも家族の一員だからなんか可愛いかったかな。その上ご飯は好き嫌いがはっきりしている子だったんです。
にゃこちゃんはやっぱりシロくんと同じでかなり太ってたし、以前膀胱炎にもなってしまっていたため、シロくんが逝ってからは腎臓サポートを食べさせていました。
シロくんがいなくなって、にゃこちゃんとクロちゃんの2人になりました。
シロくんが逝った時はにゃこちゃんは13歳で、順番でゆうとにゃこちゃんが先に逝くはずだったのに、にゃこちゃんは相変わらず知らんふりで過ごしてました。
にゃこちゃんの最後の夏
そんなこんなでにゃこちゃんは2019年夏、とても暑かったけれど、昼間はエアコンなしで頑張りました。
もしかしたらこの夏持たないかなと思ったけれど、何とか乗り越えました。
そして2019年9月、やっと暑さから開放されたと感じた時、にゃこちゃんは急に痩せ始めて来ました。
夏は水分が足りないので、ウエットな缶詰中心にしていたので、食欲は普通にあったと思っていたけれど、そこからはどんどん痩せていきました。
もしかしたらそろそろかもしれないと覚悟は決めていましたが、とにかく卑しいにゃこちゃんはご飯もちゃんと食べていました。
そろそろ
2019年10月になって、にゃこちゃんの好きな缶詰だけをあげていたけれど、食欲も落ちて来たようでした。
その頃になると、抱っこしてもすごく軽かったのを思い出します。
ただ、ちゃんと食べていたから病院に連れて行ったのは本当に最後の最後だけでした。
その後、足が立たなくなり、ご飯もチュールチュールぐらいしか受け付けなくなりました。
それでもにゃこちゃんはすごく頑張ってました。
その頃は自力でトイレに行けなくなり、定期的にトイレに連れて行ってあげました。
おむつをしてみたりもしていたけれど、おしっこも我慢できずにまかしてしまうようになりました。
本当にみるみるうちに衰弱していってしまいました。
その日は2019年の10月22日の祝日でした。
昼間から心配はしていたけれど、浅い息で頑張ってました。
ただ、私たちが留守の間に一人で逝くのは可哀想だなと思っていました。
その日の夜一緒に寝ようとベッドに連れて行った時になり、急に息が続かなくなり、アッと言う前でした。
シロくんのように最後の雄叫びもなく、スーッと息を引き取りました。
しろくんと違って辛かった。。
すごく涙が溢れ出て来ました。シロくんの時は自分が受け入れられず、涙が出なかったし、何が起こったかさえわからなかったのに、にゃこちゃんは普通に辛かったんです。
ちゃんと最後までお世話できて良かったって思えました。
「ありがとう」って言えた気がしました。
あれから1年
あれからそろそろ1年が来ようとしています。
シロくんみたいにペットロスにもならなかったし、まだ1年?って感じです。
でも老衰をお見送りする方が何となく自分的にはスッキリできて、病気で亡くなるよりは気が楽かなって思います。
これからも悔いのないように愛猫のお世話頑張りま〜す!!
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