会社員の所得税と市町県民税!
所得税
会社員の人の場合、毎月給料日に所得税を引かれていると思います。
それを1月~12月まで納めすぎていないかの計算(年末調整)をして、会社側は1月末までに提出しています。
なので、個人に納めすぎた金額を返してくれるのは、2月と言う方も多いのではないでしょうか。
では、その年末調整の結果はどこに提出しているのか。
これは税務署ではなく、各自の市町村に提出しています。
じゃ~税務署に申告してないの?と思いませんか。
そうそう、年末調整は税務署じゃないんですよね。
所得税は毎月税務署に会社の人全員でまとめて納めているので、税務署は会社員の個人の所得税がいくらなのかは、把握できていません。
把握してるのは税務署に確定申告してる人だけですね。
けれども、会社側がちゃんと納税しないとダメですから所得税は会社単位で責任持ってねと言うことなんです。
市町県民税
じゃあ市町県民税だけの話なの?年末調整は?
簡単に言えば会社単位ならばそうゆうことになりますよね。
ですから、大昔は税理士事務所に通っている人はほとんど市町県民税なんて払ってなかったんですから。
たぶん、今経理してる人もそんな人いるかもしれません。
けれども最近はアルバイトもパートも市町村への申告は必要となっていますから、そんな人もいないかもしれません。
ただ、しようと思えばできますし、所得をごまかすこともできてしまいます。
そんなのは、個人事業主と一緒ですね。
会社の場合
ただし会社の場合は、経理部がちゃんとしてますからごまかすことはできません。
でも、個人に毛が生えたような会社ならできるかもしれませんね。
けれども、それが個人の所得の証明になってしまいますから、低く申告して困る人もいます。
最近では、住宅取得控除も所得税で控除しきれなければ市町県民税でも控除してくれるようです。
まとめ
ならば、小さくても法人として営業しているならばもしかして市町県民税はごまかしても大丈夫?かもしれません。
所得税はきちんと納めていますから税務署に文句言われる筋合いはありませんしね。
なので、最近は市も町も村も積極的にきちんと申告しろと言っています。
やっぱり税収が少ないのでしょう。
とは言え、日本の役所ってまだまだ横の繋がりがなさすぎで良かったです。
たぶん未来に向けては、縦の繋がりになっていくとは思いますが、まだまだあがいていけそうです。
けれども最近の若い人はきちんとしていて真面目な人が多いので、税金は払い過ぎるぐらい払っているのでしょう。
会社員の人も個人事業主の人も、頑張って税収増やしましょう!!!
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